航空母艦(空母)

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航空母艦(空母)とは

航空母艦英語表記aircraft carrier(エアークラフトキャリアー(おそらく)

航空母艦(空母)とは簡単に言えば船と航空基地が合体したようなものです。

↓米海軍空母キティホーク

なんとも殺風景だと思われる方もいるでしょうしかしこれは海軍軍艦の中では
もっとも高価だといわれているものなのです。

先進国の空母の戦闘能力は小国の軍事力を圧倒するものともいわれています
現在空母を保有している国は(軽空母を含む)アメリカ、ロシア、フランス、タイ、イギリス、イタリア、スペイン、インド、ブラジルの9カ国です中国はロシアからスクラップと購入し建造中のようで南朝鮮も2015年の就航を目指し建造計画を進めているようです。
ちなみに日本は1隻も保有していません(後述)


構造

まず空母にはアメリカなど一部の国の保有する攻撃型のものとイギリスなどが保有する軽空母(主に防空用)に分けられます

基本的に軽空母には戦闘機の離陸に使用するカタパルトを搭載していません
主に垂直離陸能力のあるハリアーなどのVSTOL機を使用しています
ヘリコプターのように離陸できると思ってもらえれば分かりやすいでしょう

艦載機

空母艦載機には主に戦闘機F-14(トムキャット)やF-18(ホーネット)ハリアー、su-33、ラファールなど早期警戒機E-2ホークアイなどです
アメリカのニミッツ級は満載排水量(排水量とは?)が10トンを超え85機の艦載機を載せることができます。

カタパルト

空母などから離陸する際基本的に離陸距離が十分ではないため
かなりの速度を瞬時に出す必要があり主にカタパルトが使われる
カタパルトの動力には蒸気、火薬、油圧、空気等があり今では蒸気式が主流である(スチームカタパルトと呼ぶ)旧日本軍などでは火薬式が採用されていたおり
当時はよく使われていたが当時の艦載機に比べ現在の艦載機は重量が
大幅に増えたため火薬や油圧では力不足となったため現在は蒸気が使われているまたリニアカタパルトなるものも現在開発中らしい

動力源

現在の空母には石油などを使用する通常動力型と原子炉によって稼動する原子力空母の2種類がある
原子力空母は多額の建造費や維持費がかかるため保有している国はアメリカとフランスのみである

原子力空母の利点と欠点
利点
・燃料補給の必要がほとんどない(数年あるいは十数年に燃料棒を一度変えるるだけでよい)
・蒸気供給量が豊富である(カタパルトで使用するための)
・排煙用の煙突がないため離着陸の障害にならない
・燃料自体が軽量なのでその分多くの艦載機用燃料等を積むことができる
・燃料補給の必要がほとんどないため長距離をむ補給で航行できる

欠点
・使用後核燃料の処理
・原子炉使用による安全性の問題と寄港の際の近隣住民の不安
・燃料棒交換の際は完全にドックに入るため交換にやや時間がかかる
・いくら燃料補給が不要でも艦隊で動くた駆逐艦などの燃料補給は必要である
・莫大な建造費と維持費(アメリカのニミッツ級では艦載機なども含め年間千億円以上ともいわれる

等があげられます

アメリカでは現在通常動力空母を建造しておらずこれからは全艦原子力になるようだ

日本での採用

先ほども述べたように現在日本では一隻も保有していない
少し前に就航した輸送艦おおすみは甲板が広く空母として転用可能、正規空母保有への布石だと特定アジア3国(中国と南北朝鮮)はさんざん批判していましたが実際はヘリコプター2機を離着陸させる程度のもので到底空母と呼べるものではない
現在日本の中では島国という特性から、シーレーン防衛のため、中国、南朝鮮の空母保有計画などもあり空母を保有しようという動きがあるが費用的なものや憲法問題、一部えせ平和主義団体などの激しい抵抗にあっているというのとアメリカが反対していたなど問題があり保有には至っていない(管理人個人的な考えとしては空母は保有するべきだと考えていますが)

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